「触れる動画」として話題のインタラクティブ動画ですが、まだ十分な情報が世に出ていないことも多く、その活用方法をイメージできていない方も多いはずです。
そこでこの記事では、教育業界におけるインタラクティブ動画の事例に併せて、教育業界でインタラクティブ動画を活用するメリットを紹介させていただきます。
インタラクティブ動画は、ユーザーと双方向の視聴体験を可能にした新しい動画広告の手法です。少しでも興味のある担当者様であれば、ぜひタクビスのインタラクティブ動画制作サービス概要資料をご覧ください。
教育業界のインタラクティブ動画事例2選
教育業界におけるインタラクティブ動画の活用事例を2つご紹介します。
1. 学習院大学の学部紹介インタラクティブ動画
学習院大学では、これから受験を控えている学生・保護者向けに、国際社会学部のカリキュラムや魅力について説明しているインタラクティブ動画が公開されています。
この事例は、同学部のもつ海外研修制度や英語教育について、学生とのインタビュー形式で詳細に語られている点が特徴的です。
インタラクティブ動画の冒頭シーンから海外研修制度の項目をタップすると、制度の概要か、学生インタビューのどちらかを選択するように導線が用意されています。
学生インタビュー章では、短期～長期など留学期間ごとに好きなシーンを選択することができ、受験生は入学後の自分の姿を具体的に思い描くことができます。
視聴者に対して情報を一方的に発信するのではなく、情報の選択を促し、より興味関心の高いコンテンツをピンポイントに提供できるインタラクティブ動画の利点を十分に活用できている印象を受けました。
出典：学習院大学にて公開されたインタラクティブ動画がご好評のため ご紹介させていただきます
2, 外務省によるODA(政府開発援助)の説明
こちらの事例では、サーモンが一匹もいなかった国をサーモン大国になるまで支援したことなど、若者世代にはなかなか認知されていない政府開発援助に関して、ユーザーが関心のあるストーリーに触れることで理解を深めることができます。
インタラクティブ動画の視聴完了率は40.7%と非常に高い数値が出ており、能動的な視聴体験を促すことの利点がここでも表れていることがわかります。
・視聴完了率：４０.７％
・平均視聴時間：４分１９秒(全体尺５分３０秒程度)
・関連リンクへのコンバージョン：２８％出典：https://www.iza.ne.jp/kiji/pressrelease/news/200130/prl20013011120056-n1.html
教育業界でインタラクティブ動画を活用するメリット
学校をはじめとする教育機関がインタラクティブ動画を導入すると、どのようなメリットが得られるのでしょうか。ここでは、そのメリットを４つご紹介します。
1. 深い情報理解を促進できる
“触れる動画” の最も大きいメリットは、視聴者に対して深い情報理解を促すことができる点にあります。
従来のテキストベース型では、「難解そう」「読むことが面倒」という印象をどうしても払しょくできません。肝心な内容もほとんど読み飛ばされてしまい、伝えたい内容が伝わりません。
ユーザは来訪時に何を知りたいかを明確には意識しておらず、様々なWEBサイト・ページをザッピングすることを通じて、自分にとって必要な情報を取捨選択していく＋そのために記事内容は往々にして読み飛ばし、自分に必要な部分しか読まない
一方でインタラクティブ動画なら、真に理解してもらいたい箇所に緩急をつけて伝えることができるので、圧倒的に重要な部分の理解が進みます。
映像や音声によって動的なコンテンツを提供することだけでなく、読者に情報の選択権を与えることで、視聴者が能動的に情報を消化するようになるのです。
2. 競合他社と比べて、自社が印象に残りやすい
上記で紹介した学習院大学のインタラクティブ動画がわかりやすい例ですが、認知～興味段階にいる視聴者へリーチすることができれば、自社の魅力を潜在顧客へ強く印象付けることが可能です。
これは差別化の難しい教育業界において大きなメリットとなり得ます。ホームページに訪れた顧客に対してインタラクティブ動画の視聴を促す導線を置くことなどが有効でしょう。
3. プロモーション効果が非常に高い
弊社の製作事例でも明らかですが、インタラクティブ動画は1本あたりの広告効果が非常に高く、視聴終了後そのまま成約に繋がることもあります。
教育業界のインタラクティブ動画活用事例まとめ
今回は教育業界におけるインタラクティブ動画の活用事例についてご紹介させていただきました。教育業界でどのようにインタラクティブ動画が活用されているのか、どこにメリットがあるのか、その有用性を少しでもお伝えできていれば幸いです。
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【この記事の監修者】
川内 一志
タクビス株式会社 代表取締役
タクビスは、「ユーザー目線に立ったプロモーションを動画で実現する。」をモットーに、ユーザーが求める情報にたどり着きやすく、クライアント様の思いがユーザーに届きやすい動画の制作を目指します。