動画マーケティングにはどのような効果がある?測定時に定義すべきKPIやメリットについて解説

コラム

動画マーケティングは、商品の販売促進や企業のブランディング目的で近年取り入れられつつあるマーケティングの新しい打ち手です。

動画市場は年々拡大しており、2020年に行われたサイバーエージェントの調査によれば、2024年までに6,396億円まで拡大していく見通しだと考察されています。それだけ動画マーケティングの効果は高く、皆さんの周りにも「動画広告にチャレンジしてみた」という方が増えているかと思います。

とはいえ、動画マーケティングに期待できる効果にどのようなものがあるか、漠然とした理解に留まってしまっている方が多いことも事実です。

そこでこの記事では、“触れる動画” であるインタラクティブ動画を制作するタクビスが、動画マーケティングにはどのような効果を見込めるのかわかりやすく解説します。

動画マーケティングに期待できる3つの効果・メリット

動画マーケティングに期待できる効果は大きく3つありますが、一概して「情報量」や「拡散力」に通ずるものが多いです。どれも従来型のテキスト広告と比較した場合のメリットにも置き換えられます。

この章では動画マーケティングに期待できる効果を3つご紹介します。

1, 多くの情報を深い理解度のまま伝えることができる

まず一つ目に挙げられる効果は、多くの情報を、高い理解度をもって伝えられることです。

テキストベースの広告には、情報自体を読み飛ばされてしまう点や、表現に限界がある点に代表されるデメリットがありました。企業が発信したい情報を適切に伝えるためには、極限まで洗練された文章を用意しなければなりません。

一方で、視覚・聴覚をもって情報を伝えられる動画では、テキストベースの広告では伝えきれなかった情報まで発信することができます。

こちらは株式会社エムフロが公開しているインタラクティブ動画ですが、エンジニアの業務内容をおもしろおかしく紹介しています。

動画内では3パターンの選択肢が与えられ、視聴者は動画をタップすることで能動的に動画を楽しむことができます。こうしたリッチな視聴体験によって、サービスや企業の深い理解を促すことが可能です。

出典:エムフロ採用情報サイト (新卒・キャリア)

2, 潜在顧客に対してダイレクトにリーチできる

次に、潜在顧客に対してダイレクトにリーチできることが挙げられます。これは見逃されがちな動画マーケティングの効果ですが、視聴者に対して深い情報理解を促せる分、テキストベースの広告よりもサービスに対する興味関心を醸成しやすいのです。

SNSを通じて拡散された動画から潜在層にリーチすることはもちろん、潜在顧客が検索するようなキーワードに対してリスティング広告を出稿し、ランディングページにサービス概要動画を設置することなどが効果的です。

こちらはわずか7秒間の動画広告ですが、潜在層に刺さる訴求ポイントを適切に抑えており、動画広告の強みを最大限に発揮できています。

3, SNSを通じて幅広い層にアプローチすることができる

また、SNSを通じて幅広い層にアプローチできることも動画マーケティングの効果として挙げられます。

動画クリエイティブが話題性に富んだ構成であれば、TwitterやTiktok、インスタグラムなどで爆発的に拡散されることは想像に容易いでしょう。

https://twitter.com/chateraise_jp/status/1017696598158118913?s=21&t=Ww0qG1JOPEttDFnIc0ezAg

こちらの事例では、シャトレーゼの商品を活用した簡単なカクテルの作り方を紹介した動画が、視聴者の購買まで繋がる結果となっています。

 公式アカウント開設当初は「シャトレーゼの公式があったんだ?」という程度のユーザーの反応が、3ヵ月後には「買いに行ったよ」「美味しかった」という感想が寄せられるようになり、半年経った頃には「Twitterを見て買いに行きました!」というものが増えていった。

出典:MarkeZine

動画マーケティングを取り入れる際に注意したいポイント

動画マーケティングを取り入れる際には、次に挙げる3つのポイントを押さえておきましょう。

1, 目的を明確に定義する

どのような動画構成を取るにしろ、その目的を明確に定義するようにしましょう。

媒体や制作会社の比較を行う前には具体的なゴールが設定されていると理想的です。目的がないまま動画マーケティングに乗り出してしまうと、節目ごとの意思決定ができなったり、工数が増えてしまったりします。

2, ターゲットに対して適切な媒体を選択する

動画広告を掲載・配信する媒体選びも非常に重要です。

各プラットフォームごとに主要なユーザー層は大きく異なり、PRしたい内容によって適切な媒体を選ぶ必要があるからです。もちろん、動画の尺やフォーマットまでも媒体ごとに調整しなければなりません。

3, 効果測定できる環境を準備する

そして、必ず動画広告の効果測定ができる環境を準備しましょう。

主要なKPIについては後ほどご紹介しますが、最初に設定した目的を達成できているかどうか、定期的に・定量的に計測できる環境は必須です。

Googleアナリティクスなど効果測定用のツールはもちろんですが、ある程度のリソースを確保できる社内・社外担当者を用意することも忘れないようにしましょう。

動画マーケティングの効果測定に際するKPIについて

動画マーケティングを実施するにあたっては、動画掲載後の効果測定と運用改善が重要になります。その際注視すべきKPIにはどのようなものがあるでしょうか?

本章では、動画マーケティングの効果測定に関してご紹介します。

定義すべきKPIは大きく三分類

KPIは動画広告の掲載先媒体・計測ツールに依存します。

一概に指標とすべき項目を言い切ることはできませんが、今回は動画マーケティングの目的ごとに大きく3つに分類してご紹介します。

1, 認知獲得を目的とする場合

  • 視聴回数
  • インプレッション
  • ユニーク視聴者数

2, サービスの興味・検討度合いの向上を目的とする場合

  • 視聴完了率
  • 総再生時間
  • 視聴者の離脱箇所とネガティブスコア

3, 購入・申し込みなど直接的な行動を目的とする場合

  • CTAのクリック回数または、CTR
  • 問い合わせ件数または、CVR
  • 会員登録数や売上など

継続的な運用改善ができる担当者をアサインする

動画マーケティングの担当者は必ずアサインするようにしましょう。

広告費用のかからない、動画をプラットフォームに投稿するだけの施策だったとしても、KPIの追跡と運用・改善は必ず行います。

各指標のどこに課題があるのか適切に定義できる人物で、その改善策を見出せるような人物を業務フローに組み込んでください。場合によってはマーケティング会社に依頼することも選択肢のひとつです。

動画マーケティングの効果まとめ

今回は動画マーケティングの効果について、その概要を3つほどご紹介しました。

  1. 多くの情報を深い理解度のまま伝えることができる
  2. 潜在顧客に対してダイレクトにリーチできる
  3. SNSを通じて幅広い層にアプローチすることができる

総じて、拡散力をもちながら、多くの情報を顧客に伝えることが出来る点に動画マーケティングは魅力があります。
テキストベースの広告と比べて工数がかかりがちな動画広告ですが、この機会にぜひ新たな施策としての採用をご検討ください。

 

オウンドメディアに掲載する動画広告をご検討中の方であれば、視聴者に対してより深いアプローチが可能なインタラクティブ動画もおすすめです。

記事冒頭でもかんたんに言及した通り、従来型の動画広告と比べ、能動的な視聴体験を提供できる点にメリットがあります。

以下の資料からサービス概要についてご確認いただけますので、こちらも併せてご参考になさってください。

インタラクティブ動画の成果はなぜ高い? “触れる動画” が注目される理由

こちらの資料では、タクビスが制作するインタラクティブ動画の成果がなぜ高いのか、その理由をご紹介しています。そのほかにも、

  • インタラクティブ動画の制作事例
  • タクビスの制作費用、納品までのスケジュール
  • 運用改善のアプローチ、改善効果事例

などご確認いただけますので、この機会にぜひ資料をダウンロードしてください!

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【この記事の監修者】

川内 一志 

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タクビス株式会社 代表取締役

タクビスは、「ユーザー目線に立ったプロモーションを動画で実現する。」をモットーに、ユーザーが求める情報にたどり着きやすく、クライアント様の思いがユーザーに届きやすい動画の制作を目指します。

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